つむ鴨1 大山巌とさき
私は観劇が好きだ。
3年ほど前ミュージカル忍たま乱太郎、通称忍ミュを観たことがキッカケだった。
そのときから今日までいろんな舞台やミュージカルを観てきたが、中でも私の心を抉った作品がある。
『もののふ白き虎』だ。
白虎隊の生き残り飯沼貞吉を主人公にした物語で、本当にいろいろと心を抉ってくる話なのだが、まぁ…もふ虎の話はまた改めて別の記事で書こうと思う。
自分の中で特別な作品すぎて語ることが多いから。
(本筋とはあまり関係ないですが、ネタバレあります)
そんなもふ虎の続編『瞑るおおかみ黒き鴨』が決まり、そして今日観劇してきた。
10日昼と11日昼の2回観た。
正直に言おう。もっと観たかった。泣いた。ぐさぐさ刺さった。
私は歴史が苦手で全く詳しくない。それでも伝わってくる。信念。思い。迷い。絆。生き様。
まだまだ言葉にするのは難しいので、また後日もしまとめることができたらしたいと思う。
DVD?予約したけど?
ところで、本筋とは微妙に関係ないところで、すごく好きだったところがある。
今回の本題はこれだ。
大山巌とさき。
劇中では、戊辰戦争の戦いの中で対峙し、さらには大山がさきを殴るという最悪の出会いをしている。
だが、さきが兄の浩とその場を後にしたあと大山は「可愛かったなぁ…」と呟いて、額あたりに手を置くしぐさをして去るのだ。
まず、この時点で、結構キた。誰かこの気持ちわかる人いたら握手しよう。
さらに西南戦争あたりの大山はさきに想いを寄せていることを公言している。
そして重要。ここで思い出してほしいのはオープニング。
西南戦争後、留学から帰ってきたと思われるさきに、帽子を胸に抱え礼をする大山、のシーンがあるのだ。
もう、この時点で、えっもしかして!という気持ちでいっぱいで、1人で盛り上がっていた。
そして、帰りの新幹線。
妻:捨松(幼名:さき)
出会いや馴れ初めも少し違いはあれど大筋は同じ。私は言いたい。大きな声で。
ありがとう、と。
元は憎き敵だったはずの2人が恋愛をして結ばれる。
一目惚れしたのは大山で、デートしましょうと提案したのはさきなんですって。
10代の頃から留学していたさきは、日本に帰ってきたものの日本に馴染めないところもあったんですって。
そこで、誰よりも早く世界に目を向けていた大山。英語が喋れる。
そこから始まったんですって。素敵。
以上、簡単だけどWikipediaを読んだらわかった結果。
また、この大山を演じる佐伯くんがいいんですよ。たまらんです。
殺陣がすごい話とかもするつもりだったのに、どこにも入れる隙がなくてびっくりだ。
殺陣がすごいよ!今回は2001手あったらしいです!スピード感も迫力もピカイチです!
語彙力がないのを痛感しつつ、今日は締めようと思う。
また改めて書こうと思う。今回は大山とさきの話ってことで。
終わり。